読売Online : 妊婦静脈のワイヤ抜き忘れ、左肺付近に達し摘出

記事要約

熊本大医学部付属病院は、切迫早産で入院中の女性患者(20歳代)に点滴をするため、静脈内に細い管を挿入した際、管内の金属製ワイヤ(長さ約40センチ)を抜き忘れたと発表した。ワイヤは静脈を破って左肺付近に達し、2日後に摘出された。病院が設置した医療安全調査専門委員会は、医師に十分な知識がなかったと結論づけた。

疑問

医師は知らなかったと弁解しているが、本当に知らなかったのか。

考え・主張

医師がカテーテルの扱い方を知らないわけがない。これは知らなかったのではなく忘れていたのである。忘れていたのであれば確認し思い出せばいいのだが、医師は確認しなかった。つまり今回の事件は医師のずさんな勤務態度が原因なのである。大きな損害がでなかったのが幸いだが、再発防止に努めてほしい。

その他

こういう記事を見るたびに、医療機関に身をゆだねることへの恐怖が強くなる。なるべくお世話にはなりたくないものだ。