朝日新聞:凍土壁の試験凍結、作業始まる

記事要約

福島第一原発の汚染水対策で建屋地下を氷の壁で囲む「凍土壁」の計画で、東京電力は30日、試験凍結を始めた。昨年6月の着工以来、実際に凍結させるのは初めて。

疑問

凍らせた後はどうするのだろうか。

考え・主張

「凍土壁」計画は完全にその場しのぎでしかないと考える。凍土壁を維持するのにはそれだけのエネルギーが必要であり、省エネが叫ばれる今大変な不利になるだろう。また、凍土壁は福島原発の根本的な解決をもたらさない。「大きな問題」として、後の世代へ受け継がれることになる。それでいいのだろうか。やはり今の世代での解決を目指すべきだと考える。政府には根本的な解決案を提示してもらいたい。

その他

海外の原発事故では、その後立ち入り禁止として長らく残している例もみられるが、日本はそもそも土地が狭いのでそうはいかないだろう。具体的には、やはり撤去や浄化などの方法をとるしかないと考える。